Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

大事件の話③

一昨日、昨日の続きです。

家の鍵を失くし、心当たりのある所への連絡も虚しく鍵の発見を諦めた私は“今夜をどう乗り切るか”という考えに至りました。

 

しつこいようですが、その日は台風により外は大雨、加えて私はその時出先で買った荷物を抱えており身軽ではなかったため近場で事を済ませようと考えていました。

 

とりあえずその日の夜さえ乗り切ってしまえば翌日には私の部屋を管理している管理会社が開き、マスターキーにより部屋に入れることが分かっていたため、まず私は近隣にあるビジネスホテルを探しました。

しかし、私がその行動に移ったとき既に時間は夜の10時を回っており、3連休の初日ということもあって家の近くにあるめぼしいビジネスホテルは全滅していました。

 

お金を積めば泊まれるところはいくつもあったのですが、その場しのぎの宿泊にお金をかける気にはなれなかったため私はホテルに泊まることを諦め、最寄駅から一駅離れた駅付近にあるネットカフェで一夜を越すことを決意しました。

 

私はネットカフェで一晩過ごすという経験をしたことが無かったため、その行動を決意したときは多少のワクワク感がありましたが、出先で買った荷物を抱え土砂降りの雨の中駅へ向かっている最中にそんな気持ちは消え、鍵を落としたことに対する自責の念と余計な電車の往復代+ネットカフェ代という思わぬ出費へのことで頭がいっぱいでした。

 

そんな気持ちでネットカフェに到着し、管理会社が開くまでの時間分の滞在パックを選んだわけですがその値段は入会費も含めて3000円強。一拍の宿泊代と考えると十分安い値段ですが、家の鍵を失くして一晩を越すための仮宿として来ている私には十分に痛い出費でした。

 

指定された部屋に入り、土砂降りの中長時間歩いた疲労と鍵を失くしたことに対する不安で心身共にやられている私は初めてのネットカフェでの宿泊を満喫しようという気にはなれず、すぐに部屋の椅子で睡眠体制に入りました。

 

そんな時にふと「あ、今日ブログ更新してないや…」と思ったんですよね。

 

私がその時いたのはネットカフェ、当然ブログを書ける環境は十分に整っていました。

しかし、鍵を失くしたことで頭がいっぱいの当時の私はどうしても記事を書く気になれず、9月24日はあのような雑なブログを書いてしまいました。

 

以上が私が2週間ほど前に“ブログが書けないほどの大事件”と銘打った事件の全貌になります。

因みに私が紛失した家の鍵は、結局その日に私が訪れたお店に落ちており、翌々日に回収することが出来ました。(昨日の記事で「訪れた店に電話ラッシュをした」と言いましたが、そのお店はその時間帯に既に閉まっていたため電話がつながりませんでした。)

 

いやー、改めて振り返ってみると当時は本当に焦っていましたね。

今日まで長々とその事件を振り返ってきましたが、皆さんも是非家の鍵は失くさないよう丁寧に取り扱ってください。