夏バテと鰻の話

最近どうも調子が悪い。熱があるわけでも喉が痛いわけでもなく、ただ何となくだるくて頭にモヤがかかったような感覚がする。多分夏バテだと思います。

夏バテといってもそれを理由に家でずっと休んでいるわけにはいかないので、夏バテ対策について入念に調べるわけですが、そうすると大抵“鰻を食え”って出てくるんですよ。

鰻には夏バテを防止するビタミン軍が豊富に含まれていて、夏バテにおける食の最適解とされているらしいです。ただ、そこで私は思うわけですよ。「鰻が食えるくらいの生活が出来ればそもそも夏バテになんかなんねぇよ！」と。

そもそも多くの人が夏バテになる理由って“栄養不足”か“不摂生”だと思うんですよね(外で活動する人は除く)。私は規則正しい生活を送っている(つもりな)ので必然的に栄養不足が原因となってくるわけですが、そうなっている理由は極端に言ってしまえば“お金がないから”なんですよね。

私は貧乏人なので肉や魚といった嗜好品は滅多に食べることはありません(加工品は例外)。また、それに加えて近年は戦争や悪天候といった理由から野菜も値上がりしつつあるので、そうなってくると食は極端に安価でボリュームのある炭水化物や脂質が中心となってしまうわけです。そんな貧しさによる偏った食生活が原因で夏バテになっているので“夏バテには鰻を食え”なんて言われたらため息が出てしまいますよね。

とりあえず今年の夏も大豆製品とスポーツ飲料で何とか乗り切ろうと思います…