消耗品費の話
この前知人に高級なハンドクリームを頂きました。
乾燥肌の私としてはハンドクリームは必需品でありとても嬉しい贈り物だったのですが、貰ってから一か月以上経った今でも開封できずにいるんですよね。
そのハンドクリームの他にもサンプルで貰った高級な化粧水や何かの景品のテッシュやトイレットペーパーなど、我が家には使っていない“高級消耗品”が沢山あります。
「消耗品なんてその名の通り“消耗”してなんぼの物なんだから何故そんな無駄なことをしているのか」と問われるかもしれませんが、別に好きで取っておいている訳ではないんですよね。
と言うのも、私が高級な消耗品を使えない理由として「もしその消耗品に良すぎたらどうしよう」という懸念があります。
テッシュやトイレットペーパーであれば高級と言っても「肌触りがいい」くらいだと思うので、仮にそれが終わってしまっても我慢すれば元の安物生活に戻れると思います。
しかし高級なハンドクリームや化粧水は使用することで肌質の改善などの“顕著な効果”を表す可能性があるじゃないですか。
もしそんな効果を体験してしまったら私はそれまで使っていた安物に戻れる自信が無いんですよね。
とは言え頂き物やお試しでしか手に取らないような高級品を買い続ける金銭的余裕はありません。
つまり私は高級な消耗品の“良さを知ってしまう”のが怖くて使うことができていないわけです。
何とも貧乏な考え方に自分でも嫌になりますね…