名付けの話
突然ですが私ってネーミングセンスが皆無なんですよね。
実際、極稀に私が働いている会社で新しい製品やサービスの名前を募集されることがあるのですが、私の案が通ったことは一度もありません。
でも物に名前を付けるのって難しくないですか?
例えばAと言う物がBというCという特徴を持っているとします。
Aに名前を付ける時、私は必ずBとCを名前に入れなくてはいけないと思って「BでCなA」みたいな名前を付けてしまうんですよね。
しかし、ネーミングセンスのある人は違います。
ネーミングセンスのある人は基本的に直接的な表現を避けるので、例えば上の例で行くとBとCの2つの特徴を意味するDという単語を使い、「D A」ないしは「A D」という非常にシンプルかつスマートな名前を付けてしまうんですよね。
そして、こういった名前を付けられる度にセンス皆無の私は自分が考えた稚拙な名前を見て恥ずかしい思いをすることになります。
まぁ“センスが皆無”なんて才能のせいにしていますが、上の例で言うところの“D”は自分で探すことが出来るので結局は私の怠惰によるところが大きいんですけどね。