花粉症の話

今年は花粉がヤバいらしいですね。

「らしい」なんて他人事の様ですが実は私、花粉症を克服しているんですよね。

と言うのも私は高校生までは重度のスギ花粉アレルギーでした。

それこそ薬を飲まなければ朝から晩まで鼻水とくしゃみが止まらず、ひどいときは熱感や咳も出て最早四六時中風邪を引いているような状態でした。

また、その症状を抑えるには市販の薬では効かず、いつも病院で処方された薬を飲んでいたのですが、それが体に合っていないのか効果が強すぎるのか、副作用が尋常ではなくて強烈な眠気に襲われるんですよね。

常に風邪を引いているか睡魔に襲われるか、そんな状態だったので私にとって今くらいの時期は正に地獄でした。

日本人の好きな季節ランキングは常に春が1位らしいですが重度の花粉症患者私からすると意味が分からなかったんですよね。

しかし、大学に入り一人暮らしを始めてから何故かはわかりませんが急にスギ花粉によるアレルギー症状が治まっていったんですよね。

最初は病院で処方された薬で症状が完全になくなったので「アレ？今年は花粉症がそんなに辛くないな」と思う程度だったのですが、徐々に市販薬でも十分に過ごせるようになり、最終的に薬を飲まなくても過ごせるようになったんですよね。

完全に治ったわけではないので今でも特に花粉がひどい日なんかは花がムズムズしたりしますが、少量の花粉でダウンしていた高校時代に比べれば治ったに等しいです。

“花粉症克服”なんて現行で花粉に苦しめられている人からすれば垂涎の的かもしれませんが、決して良い事ばかりではないんですよね。

「花粉症が治って困ることって何だよ」と思うかもしれませんが、そのことについては明日書きたいと思います。