ダブルブッキングの話
今日は午前中に映画を見て午後にライブに行くというハードスケジュールでした。
ハードスケジュールと言ってもどちらも自分の趣味なので全然きつくは無かったのですが。
しかし、午前中に見た映画の記憶が午後のライブで上書きされて、映画の感想どころか内容も忘れかけてしまっています。
その映画はどうしても期間中に劇場で見たかったのですが、最近休日に予定が詰まっており、かと言って仕事後に行くのも帰りが遅くなって嫌だったので、たまたまライブ会場の近くに映画館があることに気づいてライブ前に映画の予約をしたのですが、今考えると失敗でした。
そもそも1日に二つの娯楽を詰め込むのは普通に悪手ですね。
と言うのも思い出が必ずどちらかに偏るじゃないですか。
私の場合ライブが午後であり、イベントとしての規模も大きかったのでそちらの思い出が強くなってしまいましたが、仮に午前中に見た映画が「私の人生のBEST映画だ !」と言えるようなものだったら逆に午後のライブの印象が薄くなっていたと思います。
人によっては「どちらも最高だった !」と両者を合わせて素晴らしい思い出として消化できるとも思いますが、私の場合それが出来ないんですよね。
どうしても二つの事象に対して優劣をつけてしまいます。
これが仕事や公的行事などの楽しくないイベントであれば「1日で二つもタスクを消費できた !」とテンションが上がりそうなものですが、楽しいイベントを二つ入れるとどちらかが霞んでしまうというのは一つの学びでしたね。
楽しい×楽しい=最高ではない。
そんなことを思った本日でした。