裏切られた話
皆さんは裏切られたことがありますか?
一概に“裏切る”と言っても「パッケージにある写真と中の商品が全然違う!」といったあるある的なものから命にかかわるようなものまで様々あると思うのですが、私は過去に「あ、裏切られた」と痛感し今でも鮮明に覚えている記憶が一つあるんですよね。
今日はそのことについて書こうと思います。
その事件が起きたのは私が大学生の時、好きだったアーティストが引退を発表したときの事でした。
私は当時、とあるアーティストの方を応援していたのですが、その人は病気を患っており、アーティスト活動によりその病気が年々悪化しているという状況だったんですよね。
私たちファンもそのことは知っていたために、ライブやイベントの時なんかは楽しむとともに「無理だけはしないで…」と言う心配の気持ちでその人のパフォーマンスを見ていたのですが、そんな心配をしてくれるファンへの負い目か、体がとうとう限界を迎えたのか、私が大学4年に進級した頃にその人が所属している事務所から「○○引退のお知らせ」という通知が出されました。
当然そのお知らせに私たちファンは悲しんだのですが、その人の体のことは知っていたので「とうとうこの日が来たか…」と言う気持ちの方が大きく、当時大学内に一人だけいた私と同じその人のファンである友人と「辛いけど受け入れるしかないよね…」と慰め合ったのを今でもよく覚えています。
しかし、最初に話した“裏切り”とはその友人にされたことなんですよね。
長くなってきたので続きはまた明日。