Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

海賊版の話

昨日の続きです。

 

学生時代のとある思い出をきっかけに“金銭を支払わずに作品を観る行為”に対してうるさくなったと話しましたがそれは私が高校生だったころに遡ります。

 

私は当時(今もなのですが)有名な漫画が数多く掲載されている某週刊誌を購読していました。

その雑誌は当時から魅力的な漫画が数多く掲載されていましたが、中でも特に好きな作品が一つあり(以下Aとする)、私はその作品の最新話が見られることを一番の楽しみにその雑誌を買っていたんですよね。

 

そんな私にクラスのとある子が「○○(筆者)ってA好きなんだよね。私も好きなんだ~。」と話しかけて来てくれるということがありました。

話してみるとその子はまだ単行本化されていないところまでAについて知っていたため、私はその子もその雑誌の購読者であると思い意気投合。

その雑誌の発売日にはAの最新話について語り合う仲にまで発展しました。

 

そんな日々を過ごしていたある日、私の耳に「某有名違法アップロードサイトが閉鎖された」いうニュースが流れ込んできました。

その違法アップロードサイトは私が講読していた雑誌を始め数多くの漫画や雑誌の“海賊版”を挙げていたため、ちゃんと漫画をお小遣いで購入していた当時の私はこのニュースを聞いて大歓喜

直ぐに翌日そのニュースを先ほどから話題にしているその子に伝えました。

 

そしたらその子は「そうなんだよね~。私もそのサイトでAを読んでたからさ~。ホント困っちゃうよ~。」と返してきたんですよね。

 

その一言を聞いて私は言葉を失い、今までその子とAについて語った時間が走馬灯のように脳内に流れました。

「まさか私以上のAファンだと思っていた子が海賊版の読者だったなんて…」

 

そして私はそれ以来海賊版を始めとする作品の違法視聴が許せなくなり、それに近しい行為である立ち読みや又貸しといったものにも目を光らせるようになったんですよね。

 

止めよう海賊版。止めよう立ち読み。できれば止めよう中古本。

以上。本日の戯言でした。