Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

日傘の話③

昨日の続きです。

 

日傘の歴史を調べていたら驚愕の事実を知ってしまったという話をしましたが、それはズバリ傘はもともと雨ではなく日光を防ぐために開発されたということです。

しかもその起源は4000年も前のヨーロッパで、日本には平安時代に入ってきたそうですね。

 

逆に雨を凌ぐための傘は、戦国時代に足軽兵の申し訳程度の防具として開発されたものが、後に雨や雪を直接肌に触れさせないための手段として定着したようですね。

童話の「かさじぞう」何かで出てくるアレみたいなやつです。

 

しかし、現代で言うところの日傘が通常の傘よりも歴史が古いというのは驚愕しましたね。

つまり歴史は巡り、一度用途が明確に変わったものが一周回って本来の形に戻ってきたというわけですよね。何だか少し感心してしまいます。

 

色々と話してきましたが、要は私が昨日話した「傘=雨」の連想自体が間違いであり、雨が嫌いだから傘も嫌いで、そんな傘を晴れの日にさす日傘という文化を受け入れられないという私の主張は最初から壊滅していたというわけです。

いやぁ本当に無知は罪と言うか、何と言うか偉そうに何かを語る前に事前にきちんと下調べをしておくことが大切だということを今回学ぶことが出来ました。

 

そんな学習の機会をくれた日傘を私も使ってみましょうかね?