順序の話
どんな物事にも“順序”ってあると思うんですよね。
辿るべき道筋と言うか、抑えるべきところと言うか。
何故急にこんな話をしたかと言うと私の会社にとある仕事のできる先輩がいるんですよね。
その先輩は本当に仕事が出来る人で上司からも一目置かれており、一緒になった際にはよく仕事のことでアドバイスを頂いたりするのですが、正直言って私はその人があまり好きではありません。
と言うのもその先輩、仕事は凄く出来るのですがそれ以外にダメなところが多いんですよね。
いつも就業時間開始ギリギリに滑り込んでくるし、机の上は汚いし、皆で集まっても自分の話ばかりするし、仕事に関しては凄い人なのですが人としては尊敬できない人なんですよね。
しかし、会社というのは恐ろしい所でそんな人でも“仕事が出来る”と言うだけで結構周りに人が集まってくるんですよね。
仕事に関してあまり興味関心がない私はその光景を見て何とも言えない気持ちになるのですが。
まぁこれは傍から見たら仕事がそれほどな私の僻みでしかないので言うだけ虚しいことはわかっているのですが、上に挙げたような日常生活的なことが出来ずに仕事だけ上手くこなしているのが私からすると最初に書いた“順序”に反している様で何だか受け入れられない。
そんな負惜しみのお話でした。