Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

かつては神童だった話

ちょっと昨日の続きかもしれません。

突然ですが私って“昔は”天才だったんですよね。正確に言えば“天才だと思っていた”が正しいのですが。

 

私は地方の生まれなのですが、小学生時代は勉強で誰かに負けたことがありませんでした。

また、勉強以外でも学級委員長や児童会長を務めるなど、自分で言うのもなんですが正に“学校の中心”のような存在でした。

 

そんな私は親から中学受験を勧められ、言われるがまま家から遠く離れた街の公立の中高一貫校を受験しました。

特にこれといった対策をせずに受験に挑んだため、正直自信はありませんでしたが、結果は見事合格。流石にその時は自分でも「私は天才か?」と思いましたよね。

 

合格した中高一貫校に入ってからは周りのレベルも上がったこともあり、以前の様に勉強において無双することは無くなりましたが、それでもそれなりの成績を収め、加えて良好な人間関係を構築し楽しい学校生活を送っていたため、何一つ不満はありませんでした。

 

また、自分が所属していた学校は自分も含め自意識の高い生徒が周りに多くいたため、彼らに触発された私は当時、「きっと自分はエリートの道を行くんだろうなぁ」なんてことを思っていました。改めて思い返すと普通に気持ち悪い。

 

しかし、そんな私も大学を経て社会に出ることで身の程を知ることになります。

自分より遥かに優秀な人間、仕事への重圧、失われていく自由な時間。

そんな日々に押し潰された私は気づけば平均以下(体感)の生活を送ることとなり、しまいには同僚から馬鹿にされる始末。

 

かつて神童だった私へ、今のうちに人生を謳歌しておくのだよ… by未来の私より