大学生のうちにしかできない事の話

本日、駅構内を歩いていると大学生と思わしき団体のこのような会話が耳に入ってきました。

「え～、どうしようかな～笑」

「絶対やった方がいいよ！だってそんなことできるの“大学生のうちだけなんだから”！」

はい。

藪から棒で申し訳ありませんが二重引用符でも強調させていた、“大学生のうちしかできないのだから”という文言が私はとても好きではありません。

というのも私、大学時代は学業でかなり多忙な学生生活を送っており、世間一般の人が考えるような“大学生らしい暇”が一切なかったんですよね。

しかし、私はその事に関して文句は無く、「大学生とはいえ学生の本文は勉強なのだから仕方がない」と割り切っていました。

なので忙しい大学生活には何の不満も感じていなかったのですが、そのような事情を知らない他大の友達や周囲の大人たちには私に向かってことごとく“大学生のうちしかできないことをやれ”という言葉をかけてられてきました。

この“大学生のうちしかできないことをやれ”という言葉は、言い換えてしまえば極論、“暇なんだからやりたいことをやっとけ”という意味じゃないですか。

しかし、先ほども申したように、私は大学生時代は全く暇ではなかったので、この言葉を掛けられる度にイライラしていたんですよね。

そんな過去を持っているからか、大学を卒業した今でもこの文言を使う人間があまり好きではなく、同世代で使っている人を見ると「さぞ時間に余裕のある大学生活を過ごされたのだなぁ」と思ってしまいます。

まぁダラダラと文句を言いましたが、忙しいも暇も結局は自分が選んだ道、忙しい人間が偉いわけでも暇な人間が怠けているわけでもないので私のコレは完全な逆恨みなんですよね。

いつものことですが私の愚痴にお付き合いいただきありがとうございました。