Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

卒業の話②

昨日の続きです。

 

「卒業式に思い入れが無い」と言う話をしましたが、昨日話したように話した様に私は中高一貫校に通っていたため中学の卒業式が無く、同じ学区に生まれた人たちとの別れは小学生の時にしているんですよね。

流石に小学校の卒業式でそんな感傷的になれるわけもなく、終わった後に親や先生に怒られないようお行儀よくしていることに必死でした。

 

では高校の卒業式はどうかと言われれば、その時期はちょうど大学入試の結果待ち状態で今後の人生が決まるジャッジを待っている期間だったのでそれどころではなかったんですよね。

一応卒業式後に仲のいい友達とご飯に行ったりはしましたが、式中もその後の打ち上げもずっと心の中には大学入試があり、全然“卒業”というものに向き合えていなかったんですよね。

 

大学の卒業式も似たような感じで、時期が4回生の3月末であり、あと一週間で社会人と言う状態での卒業式でした。

20年弱の学生生活が終わり、いよいよ一人の大人として働き出すことを考えると不安しかなく、卒業の余韻に浸る暇はありませんでした。

 

そんな訳で結局私は生涯において一度も“卒業”というもので感動できたことが無いんですよね。

まぁでもそんなドライ?というか精神的余裕がないのは私みたいな人だけで同じ境遇でも周りには結構泣いたりはしゃいだりしている人たちがいたので結局は私自身の基質なのだと思いますが。

 

と言うわけで、昨日卒業式を行った中学生の皆さんにとって卒業式がただの通過儀礼ではなく、一つの大切なイベントになっていることを心から願うばかりです。