兄が苦手な話

私には実家で暮らしている2コ上の兄がいるのですが、帰省すると当然その兄とも会うことになります。

ですがどうも私は兄が苦手なんですよね。

決して嫌いと言うわけではないのですが、兄は神経質な私と違ってガサツで空気が読めないようなところがあるので一緒にいるとしんどいと感じることがしょっちゅうあるんですよ。

例えばスウェットやジャージといったほぼ寝間着同然の格好で平気で外を出歩いたり、必要な荷物をバッグや鞄ではなく謎の布袋やビニール袋に入れて持ち歩いたり、「呼吸が楽だからという」自己中心的理由で昨今のコロナ禍でも不織布ではない布マスクを着けていたりと、とにかく一緒にいて恥ずかしかったり、「ちょっとは周りのことを考えてくれよ…」と言いたくなるような場面が多いんですよね。

しかし、私の兄はゴリゴリの武闘派で、私なんてその気になれば一瞬で〇せてしまうような力の持ち主であるため、中々私から注意することはできません(もちろんそんなちょっと注意したくらいで攻撃をしてくるような非常識な人間ではないと信じたいのですが)。

だから必然的に私は兄と距離を取りたいと願うわけですが、向うからするとそれは不快な様で、付かず離れずの微妙な距離感を要求されているような気がします。

「ただでさえ会社で人間関係に悩まされているんだから実家でくらい好き勝手させてくれよ！」

そんな悲痛な叫びが出てくる帰省生活を送っています。