Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

羽目を外せない話②

昨日の続きです。

 

“羽目を外したことが無い”と豪語する私ですが、実際問題私はどんなイベントや無礼講の場においても常に正気を保っているんですよね。

 

修学旅行や文化祭などの学生生活における一度きりの重大行事や、サークルや会社、友達との飲み会、カラオケ、旅行、誕生日会等々、多くの人が「今日くらいいいや」と羽目を外して普段の自分ではしないような行動を取ったり、目上の人など対して多少の失礼を働いたりするような場面でも私は常に冷静で普段と同じ様な行動を取ってきました。

もちろん周りの空気に合わせて“羽目を外している風”の演技をすることはありましたが、そんなときでも脳内は常に冷めており、周囲に対して「何か変なことしてるなぁ」と思っていました。

 

私自身そんな自分がそこまで嫌いではないので別に「羽目を外せる人間になりたい!」という気はさらさらありませんが、このような性格をしていると時折不条理を感じることがあるんですよね。

というのも一般的に見て“羽目を外せない=つまらない”という認識があるじゃないですか。

 

先にも触れたように大体の人はどこかしらの場面で羽目を外した経験を持っており、その時にした自分の奇行や混沌とした状況を飲み会や懇親会などの場面でエピソードトークとして話すことができ、それにより“愉快な人”と言う肩書を得ることができます。

対して私はそういった経験が全く無いのでそのような話になった際についていくことができず、気づけば“真面目で面白みのない奴”というレッテルを張られがちなんですよね。

 

別にどんな場面でも冷静なことは全くもって悪いことではなく、むしろそういった場面で羽目を外した人の尻ぬぐい(片付けや介抱等々)をしてあげているのだから、むしろ感謝してほしいくらいなんですけどねぇ…

 

まぁ裏を返せば“羽目を外せない”ということはある意味“感情のコントロールが下手”ということもできるので、“良くないこと”と言う認識は合っているのかも知れませんね。