Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

出世払いの話

昨日上司に奢られたことで思い出したのですが、私は大学生時代によく仲の良い高卒の友達にご飯を奢ってもらっていたんですよね。

 

奢られていたと言っても別に私が集っているとかではなく、当時は「いつかはお前の方が稼ぐんだから数年後の飯は全部お前もちな笑」みたいな感じで、所謂“出世払い”的な感じで半ば強制的に奢られていたんですよね。

私としても「タダ飯が食える!やったー!」とは思えずに「働き出したらこの借りで搾取され続けるのか…」といった感じでむしろ払わせてくれと言いたかったくらいです。

 

そして私が社会人になった今、その関係はどうなっているかと言うと別に奢らされてはいないんですよね。

 

その高卒の友達とは未だに仲が良くたまにご飯に行ったりするのですが、その時は普通に割り勘で奢るどころか私が多く払うといったことも無いんですよね。

私が少食なのに対しその友達は大食なので一応割り勘にすると私の方が実質的に多く払ったことにはなるのですが、大学時代に4年間奢られていたことを考えると全然足りないくらいです。

 

もちろん社会人になって始めの方は「学生時代奢ってもらったから今回は私が払うよ」と奢ろうと試みたのですが、「社会人1年目のやつに奢られるのは先輩として何か癪」と言って奢らせてくれなかったんですよね。

そんなやり取りが続いて結局今ではご飯に行っても割り勘が当たり前になったのですが、毎度私は「これでいいのかな…」といった多少の罪悪感に襲われます。

 

まぁ今思い返せば学生時代に奢られていたのは貸し作りなどではなく、単純にその友達の優しさだったということなので気にすることは無いんですけどね。

 

というわけでそんな優しい友達がいるというお話でした。