旧友と会った話
今日は週末ということもあり仕事終わりに高校時代の友人に誘われ食事に行ってきました。
その友人に会うのは実に学生時代ぶりだったのであれやこれやと話をするのを楽しみにして行ったわけですが、話を聞いているうちに、その友達が現在働いておらず、いわゆるニー〇の状態だったということがわかってしまったんですよね。
これはデリケートな問題なので今日の食事だけでは彼がなぜニー〇になってしまったのかを完全に知ることは出来ませんでしたが、得られた情報から察するに、彼は現在軽いうつ状態にあり、そのせいで働くことが出来ないのではないかという結論に至りました。
で、それを知った私の意見なのですが、別に働いていないことに関しては問題ないと思うんですよね。
私自身それなりに頑張って働いているつもりなので働かずに毎日ダラダラしている彼のような人に対して何も思わないわけではありませんが、“働く”という選択はあくまでも自分自身で選んだ選択なので、それを選ばなかった相手にとやかく言う権利は無いと思います。
しかも、彼の場合はただ面倒くさいから仕事をしていないというわけではなく精神的な病気も絡んできているのでなおさらです。
ただ一つ言いたいのは、「だったら何で私を食事に誘った?」ということですね。
これも察するに、仕事をせずにただ家に引き篭もっていては人との交流が生まれず、うつの傾向がますます悪化してしまうと思ったため、“外”の人間に会う場を設けることでそれを抑制したかったのだと思いますが、だとしてもそれが“久しぶりに会う友人との食事”はハードルが高くないですか?
食事ともなれば、そこへ向かうまでの道のり、料理を待っている間、食べ終わった後などに会話のフェーズが生まれるのは必然。そういった時間に久しぶりに会った私が最近の仕事の話や人間関係の話などを根掘り葉掘り聞くということは至って自然な流れだと思います。
幸い私は自分で言うのもなんですが、察する能力は高い方なので、こちらの質問に対する彼のリアクションから彼がニー〇であることを察知し、そんな彼でも話せるような話題を選び続け、今回の食事会を楽しく終えることが出来ましたが、かなりの神経を使いました。
それに加え、彼とは学生時代にそれなりに仲が良かったため、現在彼がうつの症状に悩まされているということを知り流石にショックを受けました。
何とか彼の力になってあげたいところですが、生憎私も現在そのようなメンタルケアをできるような精神状態ではないので(別に私は病んでませんが)、彼の早急な回復を祈ることしか出来ません。