Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

謙遜の話②

昨日の続きです。

 

ヘルプで他の学童に派遣された私ですが、その学童には当然私を知る子どもはいません。

そうなると昨日も話した通り、いざ学童に入ると「誰この人…」という怪訝な目で子どもたちから見られたんですよね。

 

そこで一日限りのヘルプとして子どもたちから相手にされずにただ時間が過ぎるのを待つことも可能だったわけですが、何となくそれは私のプライドが許さなかったのと、裏でそこの学長が私が所属している学童の学長に「お宅の○○さん(私)、全然使い物にならなかったわよ」なんて言われても嫌なので、一日でそのスクールの子どもたちに馴染めるように結構努力をしたんですよね。

 

積極的に話かけたり、子どもたちの話にオーバーなリアクションを取ったりと普段の私からは想像も出来ないような剽軽キャラを演じることで何とか子どもたちから好かれようとしたんですよね。

そしたら最初は「何だコイツ…」と言う感じだった子どもたちも徐々に心を開いてくれて、最後の方は自分で言うのも何ですが私の奪い合いのような状況が起きたんですよね。

私は子どもたちから好かれることの難しさを知っているので、その努力が実ったのは本当に嬉しかったです。

 

そして業務が終わった後にその学童所属の先生と後片付けをしたのですが、その先生が私に「○○さん(私)、子どもたちから大人気でしたね!」とお褒めの言葉をかけてくださったのですが、私はそれに対して「いや~物珍しさで子どもたちが集まってくれてよかったです笑」と返したんですよね。

私としては物珍しさなどではなく、自分の努力により得た人気だということがわかっているのでもちろんこれはただの謙遜なのですが、私のその謙遜に対しその先生は「確かにここ(の学童)、ヘルプの人はあまり来ないですからね~」と言ってきたんですよね。

 

「いや、私の手腕だから!!!!」

と大声で叫びたかったのですが、そんなことが出来るはずもなく「ハハハ…」と返すしかありませんでした。

内心腸が煮えくり返るくらい悔しかったのですが…

 

こんな思いをするなら下手に謙遜なんかしないで「はい!頑張りました!」と返しておけばよかったなぁ…

 

そんな思い出を今回ふと思い出したというお話でした。