Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

端に乗る話②

昨日の続きです。

 

満員電車を少しでも快適に乗るために“端っこの車両に乗る戦法”をしている私ですが、昨日は仕事のキリが悪く、少し長く会社に残っていたら駅に着くのが遅くなってしまい、駅に着いたらすぐに電車が来てしまったため、いつも乗っている端っこの車両ではなく一番混雑している出口付近の車両に乗ってしまったんですよね。

 

私は前述した端っこ車両戦法をかれこれ数年に渡って行っており、仕事帰りに混雑した中央付近の車両に乗ったのは本当に久しぶりだったのですが、やはり人の多さが尋常ではありませんでしたね。

息もままならない程の密度、スマホを見ようものなら何を見ているかは愚か映し出されている文字まで読まれてしまいそうな距離感に人が複数人いるあの状況はストレスでしかありません。

 

そんな不快感を少しでも軽減するために私は時間をかけて車両のドア寄りの場所まで何とか少しずつ移動したんですよね。

ドア付近は電車が駅に着いてそのドアが開くとなると一々動かなくてはいけないので面倒ですが、その時以外はドアによりかかることが出来、ドアを背にすればスマホを誰からも見られずに使用するという利点があります。

 

そうこうしているうちに私が降車する駅に電車が辿り着いたのですが、その駅で開くドアは私が寄りかかっていたドアと反対の方だったんですよね。

反対とは言え当然降りなくてはいけないので車内の人ごみをかき分け何とか進むのですが、その日はなぜか車内の人が全く協力的でなく、いくら頑張っても全然開いたドアに近づけませんでした。

そしてあろうことかついに私が降りる前にそのドアは閉まってしまい、私は次の駅で降りてUターンして最寄り駅に降りる羽目になってしまったんですよね。

もちろん「降りまーす!」と一言車内で叫びでもすればそんなことにはならなかったかも知れませんが、羞恥心と仕事+人ごみの疲労でそんなことをする気にはなりませんでした。

 

「焦ってすぐ来た電車に乗らずに一本待っていつもの“端っこ車両に乗る戦法”を取っていればこんなことにはならなかったのに…」

そんなことを思いながら家に着くのが少し遅れてしまったというお話でした。