Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

遅延の話

今朝会社に向かうための電車が大幅に遅延したんですよね。

 

私が普段通勤に使っている電車は通常通りのダイヤでも満員になるほどの込み具合なので、今日みたいに遅延したときの様子は目も当てあれません。

いつかの記事で話したかも知れませんが、電車の遅延が発生すると本来であればその電車(私が乗る電車)に乗れないはずの人たちが乗ってしまうので乗車率が格段に上がるんですよね。

 

そんな訳で今朝は足の踏み場もない程に込み合った電車で通勤したわけなんですが、その様に電車が混雑すると、乗っているときだけでなく降車する際にも問題が起きてしまいます。

と言うのも私が使っている電車は先ほどから話している通り多くの人が利用する線なのですが、私が降りる駅(会社の最寄り駅)はそれほど利用者が多くないんですよね。

 

利用者数が少ないと電車が駅に着いた際に降りる人も新たに乗る人も少ないので、車内における人の“対流”が発生しないんですよね。

なので普段は電車が駅に着いた際に「スイマセン…スイマセン…」と人を掻き分けてそそくさと降りるのですが、今朝の様に激混みとなるとそうはいきません。

 

人が満ち満ちた車内には私が通り抜けられるような隙間はなく、周りの人は皆車内における自身のポジション取りに必死になっているため、私の最寄りである駅に着いたところで微動だにしません。

かつて私もあまりの混雑に降りることが叶わず、ドアが閉まってしまい結局最寄りの次の次の駅まで運ばれたことが降りました。

 

そして今朝の込み具合はその時と同じくらいだったので「今日も降りられないのか…」と覚悟を決めて電車が私の最寄り駅に着いたとき、私の目の前にいた大柄の男性が「すいませーん!降りまーす!」と言って周りの人をどかしながら降りて行ったんですよね。

 

その人にどかされた人たちはかなり迷惑そうな顔をしていたのですが、「このチャンスを逃すわけにはいかない」と思い私はすかさずその人に後ろに着いてコバンザメのように電車から降りたんですよね。

おかげで私は遅刻をせずに会社にたどり着けたわけですが、普段なら毛嫌いしているような傍若無人な人に今日は助けられたというお話でした。