親と奢りの話②
昨日の続きです。
「親にお金を出してもらえることが嬉しくない」と言う話をしましたが、私がそう考えるのも、少し図々しい解釈かもしれませんがこの歳になると最早両親の資産って半分は自分の資産なような気がするんですよね。
これは決して親の金=私の金ということが言いたいのではなく、私と両親の将来を見据えた話をした際に関わってくる話です。
まぁ簡単に言ってしまえば親に何かあった時は親のお金で何とかしたいから貯蓄はしておいてほしいよねと言うお話です。
縁起でもない話ですが、うちの親に限らず誰しもが老いにより病気を患ったり体が不自由になったりしますよね。
そうなった際に、子どもである私は当然サポートをしなければいけないわけですが、私と両親は離れて暮らしており、私には定職があるため付き切りで介護をすることは出来ません。
そすると必然的にホームヘルパーさんを雇ったり、施設に入ってもらうことなどを考えなくてはならないわけですが、そうなれば当然結構な額がかかってしまいます。
まぁそのお金は育てられた恩もあるので私が出せばよい話なのですが、そんな風に両親の介護に自身の身を削っていては、いつか大切な存在である両親が経済的負担になってしまうと思うんですよね。
そうなった際に両親に貯蓄さえあればそれらの費用はそこから出せばよいわけですから、私も心置きなく両親のサポートをすることが出来ます。
なので飛躍しすぎかもしれませんが、両親には将来の自身の介護費のことを考えて少しでも多く貯蓄を作っておいてほしいんですよね。
なんてまるで両親のことを良く考えているようですが、まだ稼ぎもそんなにだろう子どもにお金を出してくれるという親心をこんな歪んだ解釈で素直に受け取れない時点でとんだ親不孝者なんですけどね…