Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

記憶とプライドの話

頑なに自分の記憶を信じる人っていますよね?

 

何故急にこんな話をし出したかと言うと、本日仕事で初めて行く会社に上司と伺ったのですが、道中で少し道に迷ったんですよね。

その会社へは同行させて貰った上司が既に何度か行ったことがあるというので私はその人に道案内を任せて付いて行ったのですが、その会社までもう一歩と言うところでその上司の記憶が曖昧になってしまい、いつまで経っても着けずにいました。

 

といっても目的地である会社はネットで調べれば位置情報が出てくるので地図アプリを使うことを上司に勧めたのですが、上司は「いや、覚えてるから大丈夫」と言ってその誘いを断ったんですよね。

「いやアンタ今迷ってるだろうが」と激しいツッコミを入れたかったのですが、上司がそういっている手前、私が調べて「こっちですよ」と誘導するわけにもいかず、諦めてその上司に付き添ったのですが、結局同じ場所を2~3度回った挙句何とか目的地の会社に辿り着くことが出来ました。

 

会社に着いたときに上司が「な、大丈夫って言っただろ?」みたいな顔をしてきたのですがこちらとしては同じ場所をぐるぐる歩かされているので「どの口が言っているんだ」と言う感じでしたが。

とまあここまで愚痴を溢してきましたが、私はその上司の気持ちがわからないでもないんですよね。

 

何度も行っている場所へ行くのに地図アプリを使うということは正直言ってかなり抵抗のある行為だと私は思います。

というのもそれって自分の記憶力のなさを認めているようなものじゃないですか。

 

なので会社の場所を頑なに調べようとしなかった上司は最早私や仕事のことは忘れて、一度「覚えた」と思ったことを否定しなくない自分との戦いを繰り広げていたのだと私は思います。

 

まぁフォローも入れましたが、そんなのは自分一人の時にやってくれよって話ですけどね。

もしそれで待ち合わせの時間に遅れてたらどうするつもりだったのでしょうか?

 

というわけで皆さんはそんなプライドは捨ててどこへ行くにも地図アプリを使いましょう。