辞めたい話②

昨日の続きです。

新社会人にして既に仕事を辞めたがっている友人と食事に行った話をしましたが、その友人が働いている会社というのが中々に厳しそうなんですよね。

その会社は人材派遣会社らしいのですが、とにかく情報や人の錯綜が激しく、業務中は息をつく暇もないような激務らしいんですよね。

加えて、そんな激務であるにも関わらず給料はあまり高くなく、職場も都心の一等地ということで職場に通うのも大変という状態らしいです。

「何でそんなところに就職したんだよ」と言いたくなると思いますが、私も全くその通りで「何でそんなところに就職したんだよ」とその友人に問いかけたのですが、その友人曰く「お金が稼ぎたいから」ということなんですよね。

先ほど「給料はあまり高くない」という話をしましたが、それはあくまでも基本給の話らしく、出世して職位が上がれば年収1千万超えはザラらしいんですよね。

しかもその出世というのが年を重ねることは勿論ですが、それよりも「どれだけ仕事をしたか」で評価されることの方が多いらしく、その友人は「とにかく金が稼げる」という点を軸に就活を行っていたため、その様な会社に入ることとなったらしいですよね。

しかし、どれだけ金が稼げようが業務がキツく、体と心が持たなければ意味がないということにその友人は早くも気づいたようで、早速「辞めたい」と思っているらしいです。

しかも追い打ちをかけるようにその会社は出世をするには地方の支店で支店長などの職位を経験した方が有利らしいので、場合によってはその友人も地方に転勤になるかもしれないんですよね。

聞けば聞くほど「もっとちゃんと会社を選べよ…」と言いたくなるような話ですが、実際に入ってみないと分からないことも多く、今更指摘したところで何か変わるわけでもないので昨日はひたすらその友人の励ましていたのですが、正直原因の半分以上はよく調べずに「稼げそう」という理由だけでその会社に入った友人にあると思っているので愚痴を聞いていて少し思うところがあった。

そんなお話でした。