病は気からの話②
昨日の続きです。
「病は気から」という言葉が嫌いという話をしましたが、私がそう考える理由は「病気の時に心が元気なことなんてないから」何ですよね。
昨日も話したように気持ちの状態で体の免疫力が変化することは科学的に証明されており、強い心を持つことが病気を早く治すための近道だということが明らかになっているのですが、私の場合病気になったらまず心がやられるんですよね。
例えば風邪なら鼻や喉への症状による息苦しさや、熱や節々の痛みによる倦怠感などから“自身の体に起きた異常”に集中してしまい、「何で私がこんな目に…」「誰か助けてくれ…」といったネガティブな気持ちに心を支配されてしまいます。
その他にも「こんな状態で仕事に行かなくてはいけないのか」「病院に行くとしたらいつ行けばいいのか」など病気から派生する様々なことを考えてしまいどんどん余裕がなくなっていきます。
つまり、病に侵されている時は必ず体と一緒に心も荒んでいるということです。
となれば先から言っている「病は気から」という言葉は理想論もいいところで、体は不調だけど気持ちは元気な状態を作るのなんて無理に決まってるんですよね。
なので私はこの「病は気から」という言葉が嫌いなのですが、世の中にはさっき言ったように“具合は悪いけど心は元気”と言う謎状態を作れる人が結構いるみたいなんですよね。
私はどんなに軽い病気でも真っ先に心がやられてしまう人間なのでそのタフさを少しでもいいから分けてほしいものです…