材料費の話

本日は料理好きな友人の家にお邪魔してきました。

その友人は本当に料理が得意で、いつも遊びに行くと私が食べたことが無いような料理を振舞ってくれます。

しかし、“振舞ってくれる”と言っても相手は私と同い年で、独り身の社会人であるため流石にタダ飯を喰らって帰るのは悪いのでいつも私がその時作った料理の材料費の半分くらいを渡しているのですが、その精算の時に毎回微妙な空気になるんですよね。

こちらとしては料理を作ってもらっているので材料費の半分を出すくらい何てことはないのですが、あちらは友人からお金を貰うことに罪悪感があるのかこちらが「(材料費)いくらかかった？」と聞くと「大体○○円なんだけど、△△(材料)はまだ全然余ってるし、□□(材料)は結局使わなかったしなぁ…」と毎回言い訳のような文言を言い出すんですよね。

そして何が煩わしいかと言うとそんなことを言っておきながら最終的には毎回キッチリ材料費の半額を払わさせられるんですよね。

“払わさせられる”と言っても料理や買い出しの手間を考えれば材料を使い切ってなかったとしてもトントンくらいだと思うのでそこは全然いいのですが、どうせ金をとるなら↑に挙げたようなやり取りは不毛過ぎるんですよね。

まぁ向こうとしても半額よこせと言って裏で「材料全部使ってないから実際はもっと安いだろ」と言われたらたまったものではないので、先に書いた様な予防線を張る気持ちは分からなくもないのですが、だったら「○○円だけど△△と□□は余ったから××円でいいよ」と言ってほしいんですよね。

これだけ書くと私がタダのケチみたいですが(実際ケチなので間違っていませんが)、何と言うか私はその友人の“損はしたくない、けどがめつい奴だとは思われたくない”と言う魂胆が透けて見えてしまっている様で嫌なんですよね。

別に美味しい料理を振舞ってくれているわけだから堂々とお金を取ればいいと思うんですけどねぇ…