Richcartのメモ帳

もやもやエブリデイ

~フラストレーションの一言日記~

お別れの話②

昨日の続きです。

 

とある事件をきっかけに退職者への対応を気にするようになったという話をしましたが、その事件は私が大学4年の時に起きたんですよね。

このブログでも以前、「過去にこどもたちと触れ合うアルバイトをしていた」という話をしたかもしれませんが、当時の私はアルバイトで学童の先生をやっていました。

 

私はその学童でのアルバイトを4年の始めからしていたのですが、3月に就職があるため辞めることにしたんですよね。

で、その退職に伴い私は2月からソワソワしていました。

 

というのも私は自分で言うのも何ですが職場の中でも子どもたちから愛されている(というかよく絡まれている)ほうで、そんな私が辞めると知ったら子どもたちはどのようなリアクションをするのか楽しみだったんですよね。

私も小さい頃に好きだった先生が移動になり、ショックを受けた経験があるのでそんな思いを子どもたちにさせてしまうのかという負い目を感じる反面、別れを惜しまれる立場になる優越感のようなものを恥ずかしながら感じていました。

 

しかし、実際はどうだったかというと私が退職するその日まで子どもたちざわつくことはありませんでした。

というのも私が3月をもって辞めるという情報を社員さんが最後まで子どもたちに言っていなかったんですよね。

 

「別にバイトが辞めるなんて一々伝えることでもなくね?」と思うかもしれませんが、普通のバイトとは違って学童の先生というのは少し特別というかいわゆる“替え”が効かない職業なんですよね。

ただバイトとして少し齧っていた人間が偉そうに言う話でもないのですが、学童と言えど一応準教育機関的な側面はあるのでそう簡単に辞めたり始めたりできるものではないんですよ。

 

何だか書いていたら無限に長くなりそうなので一度ここで切って続きは明日にしたいと思います。